SSブログ

【博多雑感】博多川端どさんこ [ラーメン]

開店時間(と閉店時間)が変態チックだということを
今回初めて知った、いつも行列店である
われわれ家族は少し早めに行ったので
丁度その開店時間にピタッとあったのだった
実はわれわれも変態家族なのである

特製ラーメン(みそ) 650円
20110828dosankoramen.jpg
ちじれ麺がぷりっぷりでごっつうみゃい
もやししゃきっしゃきで瑞々しい
スープは意外なほどあっさりして後味がよく
全部飲み切った
(パンチが足りないと感じる人もいるかも)
チャーシューは肉の旨みがもうひとつかな

やきめし 500円
20110828dosankochahan.jpg
野菜の多いしっとり系チャーハン
特に人参は珍しいと父が言っていた
好みの味だったが、もう少しパラッとしてると良かった
チャーシューが入っていると、もっと良かった
チャーハンといいラーメンといい
肉より野菜の旨味系なお店なんだろうと思う
なおメニューにはないが、半チャンは250円である

食事時には行列必至というお店で
少し早めの開店時間にもかかわらず
次々とお客さんが入ってきた
喫煙歓迎で分煙する気のないお店なので
その点だけは覚悟が必要か
ガテン系も結構いらっさるので
 
 
博多川端どさんこ
20110828dosanko.jpg
(ちゃりんこ乗りつけじじぃは博多にもいるのだ)
11:15-19:55 火、第3月休
福岡市博多区上川端町4-229



コメント(3) 

飲み干せる背脂チャッチャ系:○ら こばやし(延広町) [ラーメン]

14時前に行ったのだが
居酒屋を兼ねた店内の
軽い雰囲気がやや落ち着かず
時々意味不明の衝撃音もする
なので最初の印象は良くなかった

初印象が悪いときは、たいがい
料理が美味しいのである

ラーメン 500円
20110319kobaramn.jpg
背脂が浮いてるから尾道ラーメンだと思う
だと思うが
透き通ったスープに脂っぽさが全くなく
かといって味が薄いわけでは無い
しょっからい辛い寸前
エグ味を感じる寸前の
絶妙なパンチの効き具合だ
中に焦した何か―
ちりめんじゃこみたいなのが入っていて
それが香ばしく
また食感的にもアクセントになっている
なもんで
口中に流れこもうとする背脂をよけつつ
いかんいかんと思いつつ
ついついスープを飲み干してしまった

一方の麺は、食感的にも味的にも
主張し過ぎないのがスープにあっていて良い
チャーシューがまた
お肉と脂のバランスが良く満足感が高い
20110319kobaramnup.jpg

達人さん達からすれば
足らないところが目につくかもしれないが
尾道ラーメンを一杯500円で
これ以上に美味しくまとめるのは
ちょっと難しいんじゃなかろうか
私的には
海苔をトッピングにして
もう50円安くしたらもっと嬉しい 
 
 
20110319kobatasi.jpg
延広町5-4
11:30-14:30/18:00-
日休 Pなし
久松通りをR2に向かって南下
最初の路地を左に曲がったとこ



コメント(3) 

クイズ! ここはどこでしょう? 2 [ラーメン]

20110309umaka.jpg
JR福山駅改札内で行われている
今度は「九州うまか市」である
3/13の日曜日までやっているそうだ
沖縄系の商品が多いのと
値段がやや高めな印象を受けた
また、なぜかお団子も売っていた
場所柄じょしこーこーせー(JK)も
大勢買っているのだが
サータアンダギー1個を買って
喜んでいるのが微笑ましい
実は私も人のことは言えないのである

241円九州袋ラーメン対決
20110309umakaramen.jpg
左が島原(長崎)、右が神埼(佐賀)
それぞれの地にある製麺所の袋ラーメンであり
麺はそれぞれ、即席ながらオリジナルである
が、添付されたスープは他社製品であって
左は福岡のだったからまあ良しとして
右の佐賀の袋ラーメン
添付されたとんこつスープの販売者は
実は広島市南区皆実町であったのだった

中学の修学旅行のとき
京都で買ったお茶が
実は宮崎産だったのを思い出した



コメント(2) 

駅前もTAKUMIスタイル [ラーメン]

言わずと知れた
東深津のオサレ系とんこつの2号店
スタイルを貫いているのは素晴らしい

基本のラーメンは
550円のとんこつしぼり
ほか
黒とんこつしぼり(650円)
しょうゆ(550円)
塩(600円)
の4種類

トッピングメニューは別なので
それらを1~2品付けると
案外結構な値段になる

黒とんこつしぼりとやきめし小(計1040円)
20110207rmntkstkuro.jpg
ピーナツバターぽい味のするスープは
ややぬるくややぬめっとしている
粉っぽく感じるのは豚骨だからだろうか
細いストレート麺は博多人的に嬉しいものの
量は少な目
やきめしは好みの味だったがやや脂大目
美味しいは美味しかったけれど
2品合わせた値段が
隣のズッケのパスタランチより高かった
ランチセットメニューを期待したい処だが
スタイルを貫くんだろうなあ
 
 
20110207takmist.jpg
La-men TAKUMI 駅前店
11:00-22:00 月休
三之丸町1-3 キャスパビル1F

おまけ
20110207rosetwr.jpg

コメント(2) 

風邪の功名:味仙(あじせん)の台湾ラーメンと… [ラーメン]

結局私は、ハルビン麺で
風邪を無理やり吹き飛ばすのだが
同僚の大お嬢様は、家族が風邪をひくといつも
味仙の台湾ラーメンを食べさせていたという
ばら公園真ん前に1985年からある
ボギィと並ぶ福山の名物メニューである

老舗の中華料理屋さんだが
外から中が見えるし
明るく清潔なので入りやすい
スタッフの数が多く元気で
寒々しさが無いのも好印象だ

台湾ラーメン 580円
20101127taiwanra.jpg
近くにいた家族連れのお父さんが
「辛いよ」と子供に警告していたし
実際に唐辛子が
20101127kapsin6.jpg
これだけ入っていたけれど
普通に美味しいラーメンとして
私がスープまで飲み干せたのは
ハルビン麺で鍛えたからこそだろう
スープは確かに辛口だがマイルドで
あちらのように、むせることも無く
口周りその他がヒリヒリ痛むことも無い
麺自体はあちらの方が香ばしくて
歯ごたえもあるような気がするが
お肉の量と旨さ、そして全体のバランスは
こちらの方が美味しいかもしれない
20101127taiwanraup.jpg
なお、作る人によって辛さが違うが
それもお店の味のうちだろう

しかし実は
このお店でもっとびっくりしたのは
こちらであった

チャーハン(半分) 480円
20101127ajicha.jpg
半チャンラーメンのつもりで頼んだのだが
意外や意外、激うまであった
パラパラとはいえないが
べっちょりほどではなく
いや、そういうことを超越して
文句なく旨いチャーハンである

なお
半チャーハンと普通のチャーハンは
100円しか違わないが
見た目の量はほとんど変わらない
台湾ラーメンもそうだった

かえるのから揚げ 1260円
20111201kaeru.jpg
連れて行った後輩が注文したので
表向きは平然と(内心では恐る恐る)
初めて食べたのだが
鶏のから揚げを少し淡白にした感じで
違和感はなく、なかなか美味しかった
(また食べたいとは思わないけど)
 
 
20101127ajisen.jpg
18:00-25:00 日休 P余裕
御門町2-8-22



ここのチャーハン旨いといったら
夜の街が得意な因島出身の同僚が
   マスターが同じ因島出身じゃからかもしれんが…
と断って、ここより旨いというお店の名を口にした
そこは…(つづく)
コメント(4) 

博多雑感:ここだけラーメン完食の巻 [ラーメン]

せっかく博多に帰ったのだから
ラーメンかうどんが食いたいと家族に言ったら
妹が連れて行ってくれたのがここである
20100818itiran.jpg
一蘭じゃん
しかも「天神西通り」という
目抜き通りじゃん
ところがこのお店
いつもの「天然とんこつラーメン」が食べられないのだ
「釜だれとんこつラーメン」専門店だからである

それってなに?
と私も並びながら思っていた
店先に大きな説明書きもあるのだが
まず食べてみなければ
券売機で未知のメニューを選ぶ
20100818itiranmenu.jpg
選ぶといっても替玉とかトッピング類しか選べないが

釜だれとんこつラーメン 790円
20100818kamadaret.jpg
ど、どんぶりが四角いっ!
スープは深くまろやかで、あまり辛くない
とんこつなのに全然脂っぽくないのは
いつもの一蘭と同じだが
釜だれの旨味が細麺にからむのが美味しい
20100818kamadaretup.jpg
麺を完食し半替玉(120円)を追加したところで
「オスカランの酸味」という調味料を
興味本位で投入する(50円)

なんということでしょう
スープ全体がフルーティーになり
まろやかさやコクが増すではありませんか
一方で辛さがシャープになるのである
そんな味のハーモニーを楽しみながら
小さく薄いものの3枚入っていて
しっとりやわらかく香ばしいチャーシューでもって
四角いどんぶりの表面を拭き上げるように完食
20100818kanshoku.jpg
ごちそうさまでした
 
  
10:00-翌7:00 無休 Pなし
福岡市中央区大名2-1-57



>http://www.ichiran.co.jp/nishidori/index2.html
コメント(6) 

不思議にハマる系:庵らーめん(高西町) [ラーメン]

R2「三成分れ」交差点角に出来た
新しいラーメン屋さんである
店内は簡素で広い以外あまり特徴が無い
券売機方式だがおばちゃんが立っていて
あれこれ手伝ってくれる

庵(いおり)らーめん 600円
20100627ioriramen.jpg
尾道ラーメンでは無い
そちら方面は
「チャッチャ系正油」という別メニューがあり
どちらも600円で
どちらにもハーフ450円がある
減量中なので、注文後に気づいて
ハーフにしとけばよかったと後悔した
その後悔は一瞬に終わった

第一印象は良くなかった
ストレートの細麺もスープも普通で凡庸
ネギが小さめだなと思った程度だった
たまねぎの香りがほんのりとするスープは
最初、チキンラーメン系の味だと感じた
一見油っぽく見えるがあっさりしている
チャーシューは脂身がとろっとろ
減量中なのに、つい食べてしまった
旨い
知らぬ間に、スープもどんどん減っている
不思議に飽きが来ないのである
あっさりしてるから食べやすい
老人客が多いのは、そのせいだろうか
テーブルに用意されている
焦しニンニク油を使うと、また新たな味になる
いかんいかん
気を許しているとつい完食してしまう
不思議にハマるラーメンである
 
 
20100627iori.jpg
らーめん屋 庵
11:00-15:00/17:00-24:00
火休(祝日翌水休) Pあり
高西町2丁目2-38



コメント(2) 

達人たちに朗報:一真(ISSIN)らーめん(曙町) [ラーメン]

パン屋さん兼ケーキ屋さんRoccaのある通りは
表通りではないので、何度行ってもよく迷うのだが
迷ってる途中で、真新しいラーメン屋さんがあった

どこかとっつきにくい外観とは異なり
店内は新しくて比較的広い
普通のラーメン屋さんである
清潔感があるのは
そのときカウンターにいたのが
女性2人だったためもあるだろう

ラーメンは3種+チャーシューメン
昔ながらの中華そばだという「らーめん」500円
どうやらハルビン麺系らしい「ピリ辛らーめん」650円
そして背脂系の「一真らーめん」である

一真らーめん 530円
20100127issinraup.JPG
スープにくっきり脂の層、さらに背脂ガッツリ
特徴的なのは、これに親かしわ肉が入ってることで
笠岡風尾道ラーメンなんだなと、そのとき思ったのだが
笠岡ラーメンに背脂チャッチャが真相のようだ
このかしわ肉は臭みも脂もなく美味しかったけれど
チャーシューが分厚くとろとろで旨かった
脂まで食べたのは初めてである
さらに鳥ガラ×野菜スープが香ばしく
背脂チャッチャなのに
飲み干したい欲望を抑えるのに苦労した
 
 
20100127issinra.JPG
11:00-14:00/17:00-20:00
日・第3木休 Pあり

一真らーめん




コメント(2) 

博多雑感:元祖博多だるま [ラーメン]

博多駅の表玄関博多口は、建設中の駅ビルを含め
まだ建て替え中だが、新幹線のある筑紫口は
一足先に大きくリニューアルされている
新幹線改札口そのものもだいぶ変わったのだが
その付近ににある専門店街「博多デイトス」も
かーなり変わったので
今後旅行や出張で博多に来られるかたは
びっくりされるのではないだろうか
ぜひ楽しんでいただきたい

リニューアルされた中で
位置関係で言うと、新幹線ホーム東側の下あたりに
「めん街道」という飲食フロアができていて
その中にあの「博多だるま」がある

知らなかったのだが
有名な「秀ちゃん」と「だるま」は系列店らしい
で、「だるま」の方は現在、渡辺通にある「博多だるま」と
キャナルシティのラーメンスタジアムにある「初代」
そして博多駅デイトスめん街道内のこの「元祖」の3店舗となるようだ

券売機で券を買い、外で(といっても建物の中だが)しばらく待つ
その頭上に、くじら軒だの六厘舎だの
私ですら知ってる有名店からのお祝いがズラっと並んでいた

ラーメン 680円
20100103darumaramn.JPG
白濁していて麺が見えないスープは
20100103darumaramnup.JPG
味が極めてやさしくまろやかで
獣っぽさも脂っぽさも無い
あるのはとろとろのコラーゲン感のみである
まるでポタージュスープのような舌触りと喉越しで
全く問題無く飲み干すことが出来る
とろけるようなチャーシューは
でも脂が気にならないのが不思議だ
めんは細麺。旨い上に量が少ないので
替玉は必至(150円) やはり硬めがおススメ
20100103darumaramnup2.JPG
値段と麺の量に若干問題が無くもないが
老若男女を問わず、より多くの人が
美味しく感じるだろう博多ラーメンである
まさにその意味で、本来とはちょっと違う気もするが
博多ラーメンはきっと
博多人だけのものでは無くなったのだ
いや、最初からそうなのかも知れない
 
 
20100103daruma.JPG
福岡市博多区博多駅中央街1-1
博多デイトス2F(めん街道内)

元祖博多だるま




コメント(0) 

あっさりラーメンと備後妖怪人生指南ばばぁ:丸忠商店(宮通り) [ラーメン]

そのばばぁは、ちゃりんこを押す手を止め
店の前でしばらく様子を伺っていたが
歩道の脇にちゃりを留めると
やがて店の中に入ってきた

一番端のカウンター席に座るのにも
券売機でチケットを買うのにも
一人しかいないご主人や
親切な女性客の手を煩わせた
そして、独り言のように
ご主人に話かけるように
これからの心構えを教え始めた
もちろん、誰も頼んでない

    どんな辛いことがあっても
    くじけるんやないで
    根性決めて、とことんやるんや
    わしは嫌味なばばぁけどな
    応援してるんやで、わかってるか

延々、説教が続く
どんよりとした空気が流れはじめ
お昼前で、ラーメンを作るのに忙しいご主人は
返事をしなくなった

潮騒:中華そばしょうゆ味 790円
maruchulmn.jpg
一日10食限定
和風の薄味で海老の香りがする
あっさりだが味わい深いスープは
美味しいのだけれど
最初から中盤が良くて
フィニッシュが弱いという印象
意外に脂が多く、舌にねっとり感が残る
薄味好きにとっては、違和感があるが
コッテリ好きには受け入れやすいかもしれない

ご主人は礼儀正しく、溌剌としている
店内も清潔で立ち寄りやすい
 
 
maruchu.jpg
11:00-14:30/17:00~スープが無くなるまで 不定休
元町7-7

中華そば専門店 丸忠商店



コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。