KAZUのまぜそば

早く安く、そして旨い
ラーメン屋さんの鏡のようなKAZUに
「まぜそば」なるものが登場していた
もしかすると夏場だけかも知れない

まぜそば(汁なしラーメン)　480円

食べ応えのある細麺の上に
焦しタマネギ？がかかっている
弾力のある卵を割って
底に仕込まれた醤油だれを巻き上げながら
ぐるぐるかき混ぜ麺を口に運ぶと
まったりした卵の食感に
醤油だれの香ばしい味が合わさり
その香りが鼻から抜けていく
　　　うまっ！
この感じ、何かに似てる
そう、卵かけごはんである

もやし等、野菜がたっぷり
チャーシューも２枚しっかり添えられている
480円という値段も手ごろだが
何よりスープが無いのは
特に夕方以降、脂分を控えたい人にとって
この上なく有難いのだ
　
　

11:00-23:30　日休　Pあり
福山市引野町3丁目22-69

十八番(三吉町)

R313(「東城往還」と呼ぶらしい)JR高架そば
三愛病院のすぐ横にある
誰もが知ってるラーメン屋さんである

目抜き通りにあるが
店の直ぐ横に広いＰがあるので利用しやすい
慣れた客はＰ横の入口から店に入る

そのお店は縦にずどんと長く
両脇にカウンターが奥まで伸びている
片方カウンターの向こうには厨房が
これもずどんと奥まであるのが面白い
カウンターには回転すし方式の
セルフ水つぎ器が用意されていた


中華そば　550円

醤油味のやや勝った透明なスープに
背油の浮いた典型的な備後ラーメンである
チャーシューが旨い
上品とは言えないが、味が染みて
噛み応えがあって美味しい

ラーメンは本来特別なものではなく
カレーや丼のように日常的なものだ
雰囲気のあるお店とはいえないが
街中にあって、クルマで寄れて
普通に美味しい
老若男女を問わず、地元の人たちに
40年以上愛され続けている
ラーメン屋さんである
　
　

11:00-23:00　Pあり
三吉町4-1-6

陽気

広島のラーメンといえば…である
たまたまクルマで広島に行く機会があったので
記憶をたどりつつ、久しぶりに行ってみた

江波の電停を過ぎ、トンネルを抜け
信号が尽きそうになったところで右折
（角にコンビニがあった…気がする）
しばらく走ると赤い灯が見えた
着いた途端、駐車場に困る
店正面向かい側にある、気象台への上り道の
すぐ脇にある３台分の１つが空いていた
尾道･朱華園の駐車場が空いてる並に
超ラッキー！

店に入ると、カウンターには
ピンク一色の(制服の)おばちゃんたち
なぜか皆、肌の色つやがいい
中におじさんが一人
黙々ともやしを刻んでいた

中華そば　600円

メニューはこれだけである
(慣れてるひとは麺の硬さなどを注文していた)
麺は細く、パスタっぽい香りと硬さがある
スープはマイルドだが
駅家の陽気に比べると脂が少し多く味がやや濃い
よりケモノ的で、一般のラーメンに少し近い
（これはチャーシューにももやしにも言える）
　　　　駅家の方が好みだなぁ
意外に思いながら、しれっとスープを飲み干した
やっぱり美味しいのだ
なお横川にも姉妹店があるそうだ
　
　

16:30-24:00　
毎月1・12・13・26休　P３台
広島市中区江波南3-4-1

すぐそばにある幸せ：陽気 福山店(駅家)

＊＊＊　2013/8/12リニューアルOPENとのこと　＊＊＊

「陽気」といえば、広島を代表するラーメン屋さんである
が、江波にある本店にはなかなか行き辛い
夕方から夜にしか開かないし、路面電車の電停からも遠い
ほとんどクルマでしか行けないからだ
私の場合、広島へ出かけるといえばカープ観戦だから
球場でビールを飲めないのは辛いのである

ところが、福山という街は面白いところで
近辺の有名なラーメン屋さんの支店が多い
朱華園もあればつたふじもある
そして陽気も例外では無かったのだ

駅家ハローズの裏
有名なケーキ屋さんが
何気に軒を連ねる通り沿いに
このお店はある
クルマでならいつでも行ける
ありがたいことである

中華そば　600円

スープの味わいがとてもやさしい
脂っぽさが無くマイルドでミルキー
まるでカフェオレである
瑞々しいもやしはシャキシャキで
ほとんど味がついていない
逆にメンマやチャーシューには
意外なほど味がよく染みていて
これらの辛さがオアシスになる
つまり、いつものラーメンでは脇役の
こいつら(失礼)の味を楽しみながら
もやしの歯ごたえと麺、そしてスープを味わうわけだ
そしていうまでもなく、飲み干した時点で
全てがバッチリ、過不足無く仕上がるのである
綿密に計算され尽くしたラーメンだけで100％だからだろう
このお店には、餃子はおろかチャーハンすらない
ラーメン以外にあるものといえば
おにぎりとゆでたまごとHI-Cくらいだ

HI-C　150円

今では見かけることの無くなった
コカコーラの果汁入りオレンジジュースである
しかも瓶入り
なんでこのお店で売ってるのだろう
国産だという果汁が20％も入っているだけに
薬っぽさが無く、ラーメン同様やさしい味だった
　
　

11:00-20:00　毎月6日・毎週木休　Pあり
福山市駅家町万能倉1245-1

はじめての「締めのラーメン」はつけ麺状態

ある土曜の夕方
まわローズで「とり常」に飲みに行ったら
なんでか、開いてなかった

それで「炉ばた」まで歩いていって
焼鳥(これが旨かったっ)やら
お刺身の盛り合わせやら本鴨の塩焼きやら
「エビパン」なんてのまで

(パンに剥きエビを乗っけて揚げたもの)
たらふく食べて飲んで3000円台
思わず「安っ！」と口に出てしまった


店を出たところで
お腹的に比較的余裕があったので
これまた近所のつたふじで
いつかやってみたかった
「締めのラーメン」を敢行することにした

中華そば(並)　500円

平打ち麺ではなく黄色い中華めんである
しょっぱくて脂っぽいところが
笠岡ラーメンぽく感じる
チャーシューはやや臭みがあるが
分厚くて食べ応えがある
いままで食べた尾道ラーメンで
一番背脂感が濃厚だった
飲んで食べた直後なので
スープを飲み干すことはおろか
(来た段階で諦めた)
すすることさえためらわれ
チャーシューと麺しか食べられなかった

ここには「中華うどん」なるものがあり
私も興味をそそられたのだが
ラーメンがラーメンなだけに
勇気が出ないでいる
なんせ私は、あのフレンドでさえ
最近味が濃くなったなあと
思っている口なのだ
　
　

11:00-　火休　Pあり
御門町2丁目9-1

つたふじ食堂(つたふじ福山御門店)