バックコーラスの歌姫たち(2013) [映画]
あと20フィート(6m強)までのところで
一流になれなかった歌姫たちを描いた
実によくできたドキュメンタリー映画である
よくこんなの撮ってたなあという映像が満載で
音楽好きの人にはたまらないだろう
一流になれなかったのは、スティングが言うように
「公平な勝負で決まるわけではない」からである
そして
「自分を見失い現状に甘んじていると
どんな女性も消耗してしまう」のだ
これってショービジネスの世界に限らず
あるいは女性や黒人に限ったことではない
われわれの世界も同じなのではないだろうか
テレ東の番組で日本の職人(中の職人)が
「技術なんて長く続けていれば勝手に身につくんです」
「長く続けることが難しいんですよ」
と言っていて、そのそっけなさ格好よさに
またまた涎を垂らす思いだったのだけれど
”自分を見失わず、現状に甘んじることなく”
「長く続けていくこと」が大事なのだなと
そして
それができる人は、もう一流なのではないかと
「修証これ一等なり」の思いを強くする
ところで、映画の中で
印象的に使われていた
ローリング何がしの曲「ギミーシェルター」について
興味深い映像(?)があったので紹介する
2015-09-23 00:19
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