家族旅行2012夏 #６：仰ぎ見る日本丸の雄姿とみとよんの奮闘

地図を上から見ると
四国の北側って２つの山がありますね
マウンテンの山ではなく、地形的な
でこぼこの「でこ」の部分という意味で
で、東側の山のてっぺん(香川・坂出)と
本州(岡山・児島)とを結んでいるのが瀬戸大橋である
さてここで
その瀬戸大橋を時計の長針と思って下さい
時計は10時を指しています
その時計の短針にあたるところに
荘内半島がちょうど福山方向に突き出している
その東側の付け根にあるのが詫間(たくま)港である
そして詫間港も荘内半島も含むその辺り一帯が
香川県三豊(みとよ)市である


今、三豊市は大観光キャンペーン^з^)-☆Chuなのである
詫間港に上陸するに当たり、船の中で
いらないほど大量の資料をもらった

中には「うどん県パスポート」もあった
地元洋菓子店のクッキーもあった

前日までの大雨で
海に漂ようゴミの塊を避けながら
船は詫間港に近づいていく
この船旅の最初のクライマックスはいよいよである
船内にアナウンスが響く
「日本丸が見えて来ました」
乗客は一斉に屋上デッキに上がる
日本丸だ
帆は広げてないが日本丸である
昨年夏の福山では、もの凄い人出で
まともにお目にかかれなかった日本丸を仰ぎ見ながら
船は側をゆっくり通り過ぎる

突然
「船が傾いています」
日本丸側に乗客が集中したので
バランスを取るように分散して見物せよと
アナウンスがあった

その後上陸した桟橋では
(そんな覚えはさらさら無いのだが)
三豊市長やみとよんなどに出迎えられ
盛大な歓迎ぶりだった(TVキャメラも入っていた)

それにだいたい
みとよんっていったいなんだ

みとよんのぶろぐ
>http://vision2010.ashita-sanuki.jp/
みとよんのついったー
>https://twitter.com/mitoyon_club

当日は「たくま港まつり」が開催されており
その目玉として、日本丸が入港していたのである
だが暑さに参っていた我々一行は、上陸もそこそこに
すぐ近くの冷房の利いた施設で1時間ばかりを休憩のみで過ごし
桟橋へ取って引き返した
出港まで予定より時間がかかったのだが
暑い中ずっとみとよんは我々を見送り
手を振り続けてくれた

ところで出港まで時間がかかったのは
ちょうど港で行われていたヨット・パレードと
かち合ったからであった
我々乗客はみな船の中から手を振り
ヨットマンたちから手を振り返されながら
ヨットを一杯一杯追い抜いていく
まるで宮崎アニメの世界のようだった



日本丸＠詫間港(香川県三豊市、2012年7月)