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【たまには】おすしやさんに行って:十一寿司(若松町) [お寿司]

にぎり(並) 900円
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デザート(サービス)
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赤だし 300円
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おすしやさんである
回転しない、まっとうな、普通の、あたりまえの…
なもんでどうしても敷居が高かった
特に私のようにいつまでも大人になれない
子供じみたおっさんには

職場の同僚だった大お嬢様に教えてもらって
随分たつ…10年近くたってるんじゃないだろうか
やっとのれんをくぐることができた
背中を押したのは
香の月でお刺身の美味しさを実感したことだった

でもやはりというか案の定、恥をかいた
お客さんの前でヒラメと鯛を思い切り取り違えたのである
でも不快感は一切なかった
また行きたい、というか行くと思う
なんでかというと、いいお店だと思ったから
そしてもちろん美味しかったからである

お店の外観があまりにもそっけなく
開いているかないかすら分かりにくいというのが
いままでこの店に行きそびれた原因のひとつだったが
のれんをくぐってしまえばこっちのものである
お店の中の雰囲気は、ふた昔前の高級店
奇をてらったところや浮っついたところが一切ない
シンプルでまっとうなもの
100系新幹線の内装に通じるものがある
だから気に入ったのかもしれない

ふだん食べなれているお寿司との違いは
しゃりをほおばると「ふわっ」「ほろっ」としてること
そして赤だし
ネタで特に印象的だったのはあなご
香ばしくてふわっとしてる
いままで味わったことのないあなごだった

ご主人さんは、失礼ながら
振る舞いにどことなくオネェが入っていて
お客さんへの気遣いがあり、威圧感はまったくなかった
一方エプロン姿の女性のサービスもアットホームで
おすし屋さんの緊張感を一層和らげていた

にぎりは3種類、上は1200円、特上でも1700円
単品もあり150~600円とこちらもリーズナブル
品書きも値段つきでちゃんと掲げられている
平日の昼に行ったのだが、お客さんの雰囲気は
元お偉いさん風じいさんがちゃんとした身なりで
ご夫人といつものようにお寿司をつまんでいるという感じだった
値段的にも、繁華街から離れているという立地的にも
私のような初心者から、お寿司好きのじいさんばあさんまで
安心して利用できる本格的おすし屋さんじゃないかなと思う
 
 
十一寿司
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12:00-14:00/17:00-22:00 木、第3水休
若松町10-7 Pあり



コメント(2) 

コメント 2

惣太郎

100系新幹線の内装>果たしてどれだけの人が理解できるのか?ということはさておき、廻らないお寿司屋さんに行ってみたくなりました。しかし福山に若松町というのがあるのですね。私の中では桜馬場町に匹敵するような町名でした。
by 惣太郎 (2012-09-11 19:49) 

nonn

こんばんは
いつもお便りありがとうございます

>どれだけの人が理解できるのか?
惣太郎さんに分かっていただければ十分ですよ
>若松町
それ、私も思いました
私の中では長者町に匹敵するような町名です(笑)

またお便りくださいね
by nonn (2012-09-17 23:46) 

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