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有田さんの言うとおり:KICK-ASS [映画]

この映画はバイオレンス映画である
だから紹介するのをためらっていた
生理的に嫌悪感を催す場面や
道義的に問題がありそうな場面が多い
まして、3か月前の大地震と大津波で
現実の惨さを目の当たりにしたばかりである
多くの人が無残に殺される映画など
お勧めできるはずもない

きっかけはくりぃむしちゅーの有田である
あろうことか人気番組「しゃべくり007」で
かるーい調子で紹介しやがったのである
この映画が相当な劇薬であることを
いち早く知らしめなければならない(笑)

それに

自然災害も悪者も
本物は容赦ないものだが
映画という作り物の中の話なら
それがどんなに惨かろうと
本物にどれだけ近かろうと
実際はなかったことであり
誰も傷たり被害を被ったりしていない
よりリアルで真に迫る描写なら
本物のもつ厳しさに気づかせ
普段から真摯に備える気にもなる
優れた避難訓練のようなものだ
むしろ好ましいともいえるかも

というわけでこの映画を紹介すると
悪者が本当に悪者らしい
ニュータイプのスーパーヒーロー物である
有田や原田泰造がテレビで言っていたように
主人公キックアスが、途中からどうでもよくなり
真のヒロインが大活躍するのだが
そのヒロイン・ヒットガールを演じた女の子が
年齢制限でこの映画を見れなかった
という意味でニュータイプである

何度も警告させていただくけれど
この映画はバイオレンス映画である
生理的に嫌悪感を催す場面が多い
たとえば人間が生きたまま

*****警告*****
耳をそがれるとか
潰されるとか焼かれるとか
血がどばっと出るとか
*****警告*****

そもそもスーパーヒーローが対峙するもの
それは悪である。悪は暴力そのものだ
そして主人公が言うように

   この世にスーパーヒーローはいないが
   悪は実在するのである

現代の暴力的存在としての悪をリアルに描写している
真のスーパーヒーロー映画なら
本格的なバイオレンス映画でもあるのだ
凄惨なシーンが多くなるのも当然ともいえよう

気分が悪くなるほど
悪者が悪者らしく悪行を重ねるがゆえに
クライマックスの爽快感は格別である
口上や戦闘シーンの緊張感は
チャンバラテレビ映画そのものであり
タランティーノの系譜をひしひしと感じる
最後に暴れまくるヒロインの
男らしいことかっこいいことといったら!

女の子が元気をもらう系映画としては
ウジウジさの抜けない邦画よりスカッとしてて
私的には好みである
特に、白人系美少女大好きな女性にオススメ(笑)
けれんみのない演技で堂々とヒロインを演じた
クロエ・グレース・モレッツは
正確には美人ではないけれど
「美人になりそうな」独特の雰囲気はありです
(TSUTAYAでDVD独占レンタル中)

予告(ヒットガール)編





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