価値ある1000円ランチ：キッチン･ルネ(東手城)

写真が無いのは、シェフが細身で寡黙で
声をかけづらかったからである
いつも一人客だもんで
フルオープンな厨房真ん前の席に
案内されてしまったのだ
入口のカーミットやリラックマには
歓迎されたんだけどな…
でも逆に
こういう職人風の人は料理が旨いことが多いのだ
だから大人しく、食べるだけにした
(料理の写真は後日のもの)

ランチは1000円～2000円の３種で
1000円のランチは魚･肉･ハンバーグから選択できる
私は魚を選んだ

Ａランチ　1000円
クリーミィなかぼちゃのスープ

のあとサラダ

そのサラダを食べ終わった瞬間
いままで気づかなかったいい香りがほわっと
おっ！と思った
次にパン。これが旨かった
「レミー」をまねして、押しつぶしてみたら
カリカリでもパリパリでもない
実に繊細な音がした
そんな絶妙な硬さの皮に
ふっくらでほんのり甘～い生地
お代わりしたら、もっと大きいのをくれた
それがまた嬉しい
（後日…は売り切れでした）
そして主菜
「黒鯛のポワレのなんちゃらソース」だったのだけど
鯛がマッシュポテトとほうれん草の上にのっかっていて
焼き具合も盛り付けも素晴しかった
なんとも豪華な一皿であると思った

メインディッシュ参考：ハンバーグ


後日食べたのはハンバーグ
1000円ランチなのに
注文を受けてからパシパシ丸めるのである
期待通り、カリカリのジューシー♪

〆はエスプレッソ

全体に、なんというか
一皿一皿がちゃんとしてて
安っぽさがまるで無い
ふらりと飛び込んだ街の展覧会が
期待以上だったときのような
思わず「にたっ」とするような歓びを感じた

お勘定をしてくれたときのご主人が
見た目と違ってとても柔らく
話しやすそうだったのも嬉しかった
このあたり
コニファーのマスターとも共通しているかも
予感通りだ
店を出るとき、背中越しに
入口のカーミットが
　　　　美味しかったろ？
微笑みかけてくれたような気がした
　
　

11:30-14:30/17:30-22:00　月休
東手城町3-22-11

KITCHEN LUNE