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広島に行く2017初夏5:八昌五日市店 [お好み焼]

【楽々園から】
宮島口駅から乗った路面電車を楽々園駅で降りる
この駅からすぐということだが
お店との間にJR山陽本線が走っていて
遠回りを余儀なくさせられる
なるべく近道をと、スマホ片手に狭い路地をグルグル
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目指すお店の駐車場を発見
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だが結局、大きい道沿いにお店はあり
遠回りした方が早かった

【八昌五日市店】
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薬研堀八昌のご主人が開いたということだが
私が行った平日にお店を切り盛りしていたのは
若いおにいちゃんである
このおにいちゃんの目前に席を指定され
座ると同時に大きなお冷やのジョッキがどんと置かれた

【八昌五日市店のトイレ】
お好み焼き屋さんでは待つのが当たり前なので
トイレを所望したが、これが当たり
広くて清潔、しかもシャワートイレである
スタッフが若い男だらけなのに意外だが
気分はいい

【おにいちゃん】
店長かどうかは知らないが
鉄板のトップを張っていることは確かだ
その所作をずっと見ていたが
リーダーとはどうあるべきかが
だんだん分かってくるような気がした
口数こそ少ないものの
大声で怒ったり笑ったりせず
朗らかに言葉を短く交わすだけ
誰よりも商品の仕上げに集中し
誰よりも客に気を配り
誰よりも声をかけ
誰よりも店内店外に注意を怠らず
誰よりも先に動く
見てないようでしっかり
見るべきことをちゃんと見てる

この人が作るお好みは間違い無いと
客のこちらも確信出来るし期待も高まる

【そば肉玉】
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おにいちゃんが焼き上げたお好みは
そばが一本一本カリカリで皮も薄く
工芸品のように繊細である
なのに内側には旨味を含んだ柔らかさがあって
その上力強さも感じる
おやつでは無く食事になる力強さというか
最初はソースをかけず端っこから食べていた私は
気がつくと最後までほとんどソースをかけなかった
途中かけてみて、確かにオタフクの果実っぽい辛さが
美味しさを増したように感じたが
それはソースの旨さであって
このお好みはお好み自体が、舌触りも食感も含めて
もともと美味しいのだ
期待にきっちり期待以上で応えた
このおにいちゃんの仕事ぶりを
今は職場で思い出している私である

【夏こそお好み焼き】
暑い日で十分汗をかいていた
水分が必要である
長時間熱い鉄板の前で
お好み焼きができあがる様子を見ていた
そして出来上がった熱々のお好みを
へらで口に運び
あちあちと言いながら夢中で食べ
そのたび大きなジョッキのちめたいお冷やを
ゴクゴクと飲む
汗をカキカキ、アチアチ、ゴクゴク
そしてプハー
この繰り返しが夏の醍醐味である
暑い夏こそ、お好み焼きが美味しい季節だ


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