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The Secret Life of Walter Mitty(邦題「LIFE!」) (2013) [映画]

夢想癖の甚だしい男が主人公であり
前半から中盤までは空想シーンが続く
その、あまりの荒唐無稽さに途中で退屈してしまった
CGよりなるべく本物を使うという
こだわりもあったらしいのだが
残念ながら私には伝わってこなかった

伝わってこなかったといえば
作品中に使用された曲、たとえば
「エスケイプ」も
(ピニャコラーダの歌てキミ・・・)
「マンイーター」も
(ホール&オーツは好きなんだけど
 使うなら「ウェイトフォーミー」だな・・・)
「トム少佐の歌」も
(Dボウイの「スペース・オディティ」という曲らしい)
私に共感ポイントはなく、何も伝わってはこなかった

だが終盤からラストまでが素晴らしかったのである
ありふれた、ささやかな出来事が
ラストまで畳み掛けるように心地よく続く
その心地よさが素晴らしい
転換点となったのは
シャーリー・マクレーンの存在感であり
(魅力的な女性は決して歳をとらないのだ)
その転換点までの、退屈な荒唐無稽シーンの連続こそが
決してハッピーエンドとは言えない
終盤のリアルで日常的なエピソードを
見ごたえのあるドラマに昇華させている気がする

予告編


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