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ドヤ顔のおっさんによる これぞディズニー これぞレリゴー決定版! [music]


エッジの効いたエンドロール版よりも
劇中版のアレンジが数倍も
美しく力強くかつ繊細で印象深いことに
このVで気づかされた
やはり歌唱が邪魔だったのだ
オリジナルの歌声さえ
なんかしっくりこないと思っていたのだ
劇中歌がうまいだの声がいいだの喧しいが
癖はあるし、声量いまいちだし
(もっと歌声が魅力的なひとを 私は知ってる)
そもそもエルサのあのシーンの感動は
どこに行っていたのか

まして街に溢れる日本語版
「自分を好きになって」
「自分を信じて」
「ありのままで」
こんなオリジナルに無い
中学生レベルの歌詞を
恥ずかしげもなく口にするなど
コムロ時代のじぇいぽっぷ(ぷ)じゃあるまいし
その意味で太田の批判は間違ってない

ふつうのおっさんによる
このVのこのレリゴーこそ舞浜の世界そのものだ
楽しく魅力的なキャラクターの繰り出す
わくわくするような世界観
美しい音楽によってもたらされる高揚感
さらに終盤でのたたみかけの末に
(なんだあのワーワー言うだけの鳥は)
主役が登場するクライマックスでは
拍手喝采とともに落涙さえする
(ハハッ♪が聞こえただけで涙ちょちょぎれるもんね)
これこそがディズニーのマジックであり
ディズニーたる所以である

舞浜でレリゴーやるなら
中途半端な歌い手に発注するくらいなら
劇中版のオケだけを使用してもらいたい
  
 
 
 
 
【追記】
大事なことはシンプルである
言葉にすればするほど
その真価は伝わりにくくなる
だから大事なことほど
安易に言葉にしたり口にしてはいけない
そもそも経験で身に染みていくものだ

なのに世の中には、言葉にし倒して
大事なことを陳腐化してしまう奴がいる

あなゆきのエルサにしたって
レリゴーの場面は感動的だが
同時に彼女は複雑な一面も垣間見せる
   どのみち寒さに困ることなんてないし…
   (少しも寒くないわ)
の部分は、いたずらっぽくさえあるし
ダークな印象さえ受ける
それを踏まえ乗り越えての大団円となるのだ
日本語版歌詞が導きがちな
「ジコジツゲンサイコーう! ひゃっほー」
な話ではない

日本語版歌詞にしっくり来ない人が
ほかにも結構多くいるようで
ネットでもいろんな和訳が試みられている
レベルの低いいい加減な意訳もあるようだが
中には、より真摯に真意に近づこうとするものもあり
その姿勢は学究的でさえある
それだけの価値が、この映画、そしてこの曲にはあるのだ





 
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