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GWあなゆき行 #VII: Let It Go [music]

鑑賞後、父がふと

   松たか子はいつ歌いだすのかと思っていた

と言ったほど
世間に浸透している「レリゴー」である
われわれ家族が観たのは3Dの字幕版で
松氏や神田某がワガモノ顔で歌いださないよう
わざわざ北九州は小倉くんだりまで観にきたのだ
いや、歌ってくれてもかまわないのだが
選択権はあくまでもこちらにあるのだ
間違えるなよ広告屋
お前らが刷り込むから勘違いしていたが
主人公はエルサじゃなくアナじゃんか

あなゆき…「アナと雪の女王」は
シンプルなストーリーに
現実の世界でも通用する
普遍的なテーマがこれでもかと散りばめられ
最初から涙腺が崩壊してしまった
特に若い女性の共感ポイントが多いだろうことは
共同監督が女性であることも理由のように思う

率直に言って、女性は目先にとらわれがちで
全体より自分を優先させる傾向がある
そして男に対しては苛斂誅求そのものなのだが
それでいいのだ、女性なんだから
誰もが王女様なんだから
クライマックスシーンが象徴しているように
もともと男なんか要らないのだ
(そのクライマックスシーンで私は
こらえ切れず、つい声を出しそうになった
年をとると各所が緩くなるので困る)

20140505anayuki.jpg
男が気づかないだけで
まっとうな女性はいまだに理不尽に扱われ
常に深く傷ついている
この曲は、そんな「今の」女性たちへのエールであり
ディズニーの数多のレジェンド集に新たに加えられた
名曲であることは間違いない

Let It Go Demi Lovato - Official Lyrics

字幕版のエンディングロールで流れるやつで
ややハードな味付けが私好みである
(しかもフェードアウトVer.)
字幕・吹替えとも
劇中のアレンジや歌唱は悪くはないのだが
やさしくキレイ過ぎるように感じるのである
美しい女性が艱難辛苦に
たった一人で立ち向かっていく様には
(第九「合唱」の中盤にも出てくるような)
勇壮な曲調の方が合っているのだ
たたきつけるようなビートの効いた、ね
※この後、劇中版アレンジ版の
 歌唱のないやつ(カラオケ版)の出来が最も良い
 とういうことがわかった
 (「ドヤ顔のおっさんによるレリゴー」参照のこと)

それに”Let It Go”は
かなり突き放した表現だそうで
なにかと枠にはめようとする圧力を
断固として振払おうとする強い意思を感じさせる
自分らしさという自由と解放感を得る代わりに
孤独と絶望を受け入れることとなるのだが
その顛末は映画で

なお福山では4DXでの公開も予定されているが
残念ながら吹替版である



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