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ハマってます通信 2013年8月残暑お見舞い号 [映画]

【博多駅地下送迎場】
20130827hakatasogei.jpg
福山駅の地下送迎場に味をしめたわけではない
お盆で帰省していた時の福岡の太陽は、それはもう
殺人光線を連日発射しまくっていたのだ
クルマで移動している間はともかく
駐車場から目的地の間の日光と外気温をいかに避けるか
天神なら大きな地下街があるからそこを通れば済むが
これが博多駅となると、もよりの市営駐車場から
お外をしばらく歩かなければならない
その状態を避けるためにこの夏活用しまくったのが
博多駅に新しく出来た地下送迎場なのである
雰囲気はほぼ、福山のそれと同じだ

【キャサリン・ヘプバーン】
ヘプバーンといえばオードリーだった私が
この夏にハマった女優さんである
アカデミー主演女優賞を受けること4度にわたる
史上最強の女優だ

きっかけはこれ
20130729pulpfiction.jpg
映画「パルプフィクション」の
限定ブルーレイディスクである
この特典映像の中で
タランティーノことタラちゃんが
最も影響を受けた監督として名を挙げたのが
「リオ・ブラボー」などで知られるハワード・ホークス!
最高のストーリーテラーであり
映画史上最高の娯楽映画監督だという

ホークスの「三つ数えろ」のTV吹替版が
実は「パルプフィクション」と同じくらい好きな私は
タラちゃんが名前を挙げた作品に早速飛びついた

「赤ちゃん教育」監督・制作ハワード・ホークス
20130729bringupbaby.jpg
きいたことのない映画だった
レンタルでは到底手に入らない代物なので
取り寄せてみた
ちなみにここでいう「赤ちゃん」は
王様の直訳ロック的意味合いである
その映画のヒロインを演じているのが
キャサリン・ヘプバーンだったというわけだ

「赤ちゃん教育」は今から85年前
あのゼロ戦が此の世に現れる前年に作られた
ふるいふるーいアメリカの映画で
いわゆるスクリューボール・コメディの1つなのだが
中でもこの作品は
現代の感覚からしてもかなりハイスピードな
ノンストップラブコメディである

英語のヒアリングはもちろん
奇想天外なギャグを理解する教養とセンスがないと
その良さを理解することができない
とんでもない映画があったもんだ
High browと言われるゆえんである

キャサリン・ヘプバーンの魅力
そしてケーリー・グラントとのかけあいが面白くて
つい何度も見てしまうが、見るたびに考えてしまう

美味しいんだけど
何がどう美味しいのか
本当の良さを
ちゃんと理解できていないし
説明もできない
私にとっては
信州そばのような映画といえよう

そしてもうひとつ
この映画の主演コンビといえば
スクリューボール・コメディの集大成ともいえる
「フィラデルフィア物語」というのがある
こちらのほうは確かに
誰が見てもすばらしい映画で
いつか紹介したいと思うのだけれど

名作「フィラデルフィア物語」は
知られざる傑作「赤ちゃん教育」があってこそ
の感を、なぜか強く持つのである

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