鋼管祭2013 上：護衛艦 うみぎり

今の時期の福山のお祭りといえば
「ばら祭」だが
実はもうひとつあったのだ
それも、市内中いたるところから
連絡バスが終日繰り出されるという
大規模なお祭りである
当日の朝、散髪屋さんのおっちゃんに言われるまで
ぜーんぜん頭になかった

それがJFE西日本フェスタ
備後人的には「鋼管祭(こうかんまつり)」である
ＮＫＫが川崎製鉄と経営統合しＪＦＥとなって
10周年となる今年の目玉は
JFE敷地内港湾設備Ｐバースで同時開催された
護衛艦の一般公開だった


駐車場は製鉄所の構内
ＵＳＪに来たかのような異空間感
異臭が鼻を突き埃で目がチカチカする


護衛艦の接岸地点までマイクロバスで移動

JS（Japan Ship） UMIGIRI DD（Destroyer）158

公開されていたのは
当初予定されていた「せんだい」ではなく
「あさぎり」型護衛艦の第８番艦であり
防衛省海上自衛隊護衛艦隊第４護衛隊群第４護衛隊（呉）の
護衛艦である「うみぎり」だった
2年前にはソマリア沖に派遣され
半年間海賊対処行動にあたっていたという

対潜ミサイルＡＳＲＯＣ(アスロック)と艦橋


その艦橋からＡＳＲＯＣ越しに艦首を見る


総員離艦安全守則


対艦ミサイルHARPOON

ハープーンは「もり」という意味である


ヘリ格納庫


船の上では始終カレーの匂いがしていた
本格的なカレーではなく
カレーヌードルのような
インスタント系カレーの匂いである
海自の「カレー曜日」は金曜だと聞いていたが
航海中ではないから、日曜日になったのかもしれない
無骨な戦闘艦の上で、こんなにのんびりできるのも
自衛官さんたちが平和を支えてくれているおかげである

甲板から眺めるＪＦＥ福山


パンフレットとおみやげ