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レ・ミゼラブル [映画]

この連休所用で里に帰ったので
JR博多シティ9階に出来た
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新しい映画館で家族と観た

まず、あまり期待してなかったアン・ハサウェイに
マイリマシタ、ゴメンナサイである
彼女の芝居が切な過ぎて胸が痛くて仕方なかった
スーザン・ボイルが歌った「夢やぶれて」は
この情景で歌われるものだったとは知らなかった
あとヘレナ・ボナム=カーター(笑)
同じ監督の「英国王のスピーチ」とは
まったく正反対の下品でゲスで意地悪な役柄だが
こっちの方がどうもしっくりくるように思える(笑)
旦那役共々重苦しい映画の一服の清涼剤として
大いに楽しませてもらった
ただコゼットが、マンマ・ミーアのあの娘なのだけれど
あの顔だちにはどうにも違和感がぬぐえなかった
コゼットって、きっと観客の思い入れが大きい役だから
違和感が大きい方が返っていいのかもしれない

映画自体は、原作の小説ではなく
ミュージカルの方を映画化した
最初から最後まで台詞がほとんど生歌という
新しいタイプのミュージカル映画である
内容は重く、悲惨な場面も多々あり
小さい子供に見せるのは正直どうかと思う
大人にとっては、思い当たることがたくさんあって
涙なしでは見られないのではないだろうか
現実に悩み苦しみ打ちひしがれても
そのたびに自分を見つめなおして再び歩き始める
名もなき人々の力強さに激しく共感する
決して面白おかしい映画ではないが
大人なら観て後悔する映画ではないと思う
小さい子供を連れて来た親を除いては
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