尾道駅舎Ⅱ世 [風景]
今月16日で役目を終えた
2代目尾道駅舎は
改築を重ねたとはいえ
見た目はごくフツーの駅舎だった
一番特徴的な赤く大きな屋根は
正面からはほとんど見えない
わずかに正面左側の2階に
木造建築らしい部分が見えるくらい
とても100年以上立っているとは思えない
ただし正面からはである
備後に暮らせば
尾道の住人で無くても
折に触れてこの駅を利用する
家路につく
その日尾道であった出来事を胸に
改札を抜ける
(向かいの2番線の標示がこっちを向いている)
2番線に通じる地下道へ
この天井の低い地下道も何気に
100年近い歴史があるそうだ
2番線に上れば
尾道駅のプラットホームが長く
しかもレールとともに途中で曲がり
傾いているのを見通すことができ
赤い屋根の駅舎の全貌が望める
そのたびに汽車旅時代の風情を
知らず感じて来た
再開発された駅前で埋没している駅舎は実は
再開発された駅前で唯一風情を感じさせる建物だった
これからは
駅舎が新築される尾道に
豪華列車で小金持ちがどれほどやって来ようが
「本物の風情番長は鞆」の時代になるだろう
(「1」もこっちを向いている!)
2代目尾道駅舎は
改築を重ねたとはいえ
見た目はごくフツーの駅舎だった
一番特徴的な赤く大きな屋根は
正面からはほとんど見えない
わずかに正面左側の2階に
木造建築らしい部分が見えるくらい
とても100年以上立っているとは思えない
ただし正面からはである
備後に暮らせば
尾道の住人で無くても
折に触れてこの駅を利用する
家路につく
その日尾道であった出来事を胸に
改札を抜ける
(向かいの2番線の標示がこっちを向いている)
2番線に通じる地下道へ
この天井の低い地下道も何気に
100年近い歴史があるそうだ
2番線に上れば
尾道駅のプラットホームが長く
しかもレールとともに途中で曲がり
傾いているのを見通すことができ
赤い屋根の駅舎の全貌が望める
そのたびに汽車旅時代の風情を
知らず感じて来た
再開発された駅前で埋没している駅舎は実は
再開発された駅前で唯一風情を感じさせる建物だった
これからは
駅舎が新築される尾道に
豪華列車で小金持ちがどれほどやって来ようが
「本物の風情番長は鞆」の時代になるだろう
(「1」もこっちを向いている!)
2017-05-20 18:37
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