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Hope Springs(31年目の夫婦げんか)[2012] [映画]

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メリル・ストリープとトミー・リー・ジョーンズが夫婦役でW主演
「出落ち」ならぬ「キャスティング落ち」になっていても
文句は言えないくらい豪華なキャストだ
でもそこはメリル・ストリープであって
傑作とまでは行かなくても秀作といえる出来である
”The Iron Lady”でオスカーを取ったばかりなのになぜ?
とつい言いたくなる内容であり役どころだ
「マンマ・ミーア」で飛び跳ねていたあたりから
うすうす感づいていたが
どうやら「大女優に相応しいかどうか」は
メリルさんの仕事選択の条件には入っていないらしい
しかもそんな映画そんな役どころで
「うまいなあ」という芝居をして見せるのだ
(この映画の場合「可愛い!」であるが)

女性は閉経するあたりから
オンナではなくヒトとなるという説があって
それはもうずいぶん納得できるのである
そうなったらもう
恋だの愛だのという気分にはならないそうだ

そんなもんだろうなとは思う一方で
ほんとにそうかとも思う
子が独り立ちし孫が出来ても
可愛い女性はいないのだろうか
愛されたいという欲望を持っては
いけないのだろうか

客観的にみて、「いけない」女性は確かにいる
というか、ほとんどの女性はオッサン化する
一方で、明らかに可愛さを偽装するオバハンもいる
それが通用するのは、それこそ若い時だけであって
オバハンはオバハン、バレバレである
醜悪なことこの上ない

だが、ごく稀に、女性らしさ、あえて言えば
「女の子らしさ」を奇跡的に持ち続ける人もいる
ナチュラルな、そのひとらしい魅力
素晴らしい人間性と女性らしい魅力が合わさっているような
そんな女性はいつも、いつまでも年をとらないのだと思う

という妄想が男の理想に過ぎないのなら
この映画は、そんな男の理想を描いた夢物語である
いいじゃん、映画なんだから

(吹替声優さんの声も素敵です)

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