SSブログ

ここで一曲: Crazy for You [music]


これからの季節にふさわしい曲調ですね
淡々として、しっとりとして
  
まぁ、私には縁のない世界ですが…
  
それにしてもマドンナ
変わってしもたなぁ…

コメント(0) 

社歌で泣かすなっ [music]

JR九州社歌「浪漫鉄道」


この歌を知るきっかけになったのは
スギテツの「電クラ2」である
これがなければ
井原鉄道の「夢やすらぎ号」を唯一の例外として
ドーン・ミトーカに伊佐坂先生の価値も認めない私が
そのショールームと化したかのごとき会社の
社歌の素晴らしさを知ることはなかったろう

コード進行などは
よくあるパターンだと思うが
歌詞に合ったメロディと曲調
それにマッチした
伸びやかで透明感のあるボーカル
それらを最大限に生かす
コーラスやブラスを含めた
(今の耳で聴けば少々古臭いけれども)
出来の良いアレンジメント
(ジョイントを刻む音や汽笛の音などを
想起させる表現が織り交ぜてあって
列車に乗っているみたいにワクワクする)
あらゆる要素が絶妙にバランスを取り
全体の印象を一層深くしていることに気付く

まるでタイムリーヒットを連打して
相手チームにダメを押すかのよう
あるいはまるで口の中で
異なる味わいが少しずつずれて
立ち上がってきては合わさって
予期しない、新たな美味しさが
醸し出される料理のようである
(褒めすぎか・・・褒めすぎだな)

スギテツVer.


繰り返すが、聴きはじめはコチラVerである
この人たちは鉄板であって
何をどうやってもスギテツ流だ
確か以上の技術とセンスの良さを
持ったればこそであるのだが

それにしても美しい曲だ
オリジナルは社歌だって…本当だろうか
と思って手繰りよせてみたらば
オリジナルから良い曲だったの巻なのだった




コメント(0) 

ハマってます通信 2014年8月号 スギテツ [music]

「スギテツ」といえば、超絶な演奏技巧を有しながら
鉄道オタク趣味な冗談音楽に走る
バイオリンとピアノの演奏デュオである
彼らのアルバム「電クラ2」のフィナーレを飾る
「山手線上のアリア」を聞いていただきたい

早い話が、池袋をでて池袋に戻るまでの
山手線内回りを一周する間の
各駅の発車合図である駅メロを
バッハの「G線上のアリア」に載せた
まごう方無き冗談音楽なのだが
なぜか胸にジンと来るのだ

私のような地方在住者にとって
東京に出てくるのは
進学や就職など特別なことで
そのときの情景がイベントの思い出とともに
よみがえって来るからだろうと思う
ついでにいうと、そのとき利用した
新幹線や夜行列車の音や乗り心地も
大切な思い出の一部となるのだ

このアルバム「電クラ2」には
20140817sugitetu.jpg
中央線バージョンもあって
とても涙なくしては聞けないくらい
せつなくなるのである
機会があればぜひ
耳にしていただきたいと思う
コメント(0) 

ここで一曲:Go your own way [music]

Fleetwood Mac Go your own way

もともとは
別れる相手へあてつけた歌だったらしいが
(まさに手前の男性から真ん中の女性へのです)
その歌詞も曲調も
旅立ちへのエールに相応しくなっているのが興味深い
当人たちもそのつもりで演奏している気がする



コメント(2) 

ここで一曲:悲しきサルタン [music]

Dire Straits - Sultans Of Swing

ロックといえば力入りまくっていた時代に
ふっと力の抜けた感じがえらくかっこよかった
原題にも歌詞にも出てこない
邦題の「悲しき~」が
曲の雰囲気で納得できるのが面白い

<追記>

前面から見た
けだるい脱力系の雰囲気とは裏腹に
後方の(ドラムの)アグレッシブさにビックリ
教えてくれたのは
いろんな意味でもの凄い
この美少女である

コメント(0) 

GWあなゆき行 #VII: Let It Go [music]

鑑賞後、父がふと

   松たか子はいつ歌いだすのかと思っていた

と言ったほど
世間に浸透している「レリゴー」である
われわれ家族が観たのは3Dの字幕版で
松氏や神田某がワガモノ顔で歌いださないよう
わざわざ北九州は小倉くんだりまで観にきたのだ
いや、歌ってくれてもかまわないのだが
選択権はあくまでもこちらにあるのだ
間違えるなよ広告屋
お前らが刷り込むから勘違いしていたが
主人公はエルサじゃなくアナじゃんか

あなゆき…「アナと雪の女王」は
シンプルなストーリーに
現実の世界でも通用する
普遍的なテーマがこれでもかと散りばめられ
最初から涙腺が崩壊してしまった
特に若い女性の共感ポイントが多いだろうことは
共同監督が女性であることも理由のように思う

率直に言って、女性は目先にとらわれがちで
全体より自分を優先させる傾向がある
そして男に対しては苛斂誅求そのものなのだが
それでいいのだ、女性なんだから
誰もが王女様なんだから
クライマックスシーンが象徴しているように
もともと男なんか要らないのだ
(そのクライマックスシーンで私は
こらえ切れず、つい声を出しそうになった
年をとると各所が緩くなるので困る)

20140505anayuki.jpg
男が気づかないだけで
まっとうな女性はいまだに理不尽に扱われ
常に深く傷ついている
この曲は、そんな「今の」女性たちへのエールであり
ディズニーの数多のレジェンド集に新たに加えられた
名曲であることは間違いない

Let It Go Demi Lovato - Official Lyrics

字幕版のエンディングロールで流れるやつで
ややハードな味付けが私好みである
(しかもフェードアウトVer.)
字幕・吹替えとも
劇中のアレンジや歌唱は悪くはないのだが
やさしくキレイ過ぎるように感じるのである
美しい女性が艱難辛苦に
たった一人で立ち向かっていく様には
(第九「合唱」の中盤にも出てくるような)
勇壮な曲調の方が合っているのだ
たたきつけるようなビートの効いた、ね
※この後、劇中版アレンジ版の
 歌唱のないやつ(カラオケ版)の出来が最も良い
 とういうことがわかった
 (「ドヤ顔のおっさんによるレリゴー」参照のこと)

それに”Let It Go”は
かなり突き放した表現だそうで
なにかと枠にはめようとする圧力を
断固として振払おうとする強い意思を感じさせる
自分らしさという自由と解放感を得る代わりに
孤独と絶望を受け入れることとなるのだが
その顛末は映画で

なお福山では4DXでの公開も予定されているが
残念ながら吹替版である



コメント(0) 

ドヤ顔のおっさんによる これぞディズニー これぞレリゴー決定版! [music]


エッジの効いたエンドロール版よりも
劇中版のアレンジが数倍も
美しく力強くかつ繊細で印象深いことに
このVで気づかされた
やはり歌唱が邪魔だったのだ
オリジナルの歌声さえ
なんかしっくりこないと思っていたのだ
劇中歌がうまいだの声がいいだの喧しいが
癖はあるし、声量いまいちだし
(もっと歌声が魅力的なひとを 私は知ってる)
そもそもエルサのあのシーンの感動は
どこに行っていたのか

まして街に溢れる日本語版
「自分を好きになって」
「自分を信じて」
「ありのままで」
こんなオリジナルに無い
中学生レベルの歌詞を
恥ずかしげもなく口にするなど
コムロ時代のじぇいぽっぷ(ぷ)じゃあるまいし
その意味で太田の批判は間違ってない

ふつうのおっさんによる
このVのこのレリゴーこそ舞浜の世界そのものだ
楽しく魅力的なキャラクターの繰り出す
わくわくするような世界観
美しい音楽によってもたらされる高揚感
さらに終盤でのたたみかけの末に
(なんだあのワーワー言うだけの鳥は)
主役が登場するクライマックスでは
拍手喝采とともに落涙さえする
(ハハッ♪が聞こえただけで涙ちょちょぎれるもんね)
これこそがディズニーのマジックであり
ディズニーたる所以である

舞浜でレリゴーやるなら
中途半端な歌い手に発注するくらいなら
劇中版のオケだけを使用してもらいたい
  
 
 
 
 
【追記】
大事なことはシンプルである
言葉にすればするほど
その真価は伝わりにくくなる
だから大事なことほど
安易に言葉にしたり口にしてはいけない
そもそも経験で身に染みていくものだ

なのに世の中には、言葉にし倒して
大事なことを陳腐化してしまう奴がいる

あなゆきのエルサにしたって
レリゴーの場面は感動的だが
同時に彼女は複雑な一面も垣間見せる
   どのみち寒さに困ることなんてないし…
   (少しも寒くないわ)
の部分は、いたずらっぽくさえあるし
ダークな印象さえ受ける
それを踏まえ乗り越えての大団円となるのだ
日本語版歌詞が導きがちな
「ジコジツゲンサイコーう! ひゃっほー」
な話ではない

日本語版歌詞にしっくり来ない人が
ほかにも結構多くいるようで
ネットでもいろんな和訳が試みられている
レベルの低いいい加減な意訳もあるようだが
中には、より真摯に真意に近づこうとするものもあり
その姿勢は学究的でさえある
それだけの価値が、この映画、そしてこの曲にはあるのだ





 
コメント(0) 

Billy Joel "Honesty" [music]

必死で力を尽くしても
報われないのが世の中だと思い知った今になって
昔よく聞いていた曲が目にしみることがある
これもそのひとつ

頑張れと言わない応援歌もあるのだ
そう気づくまで、私も時間がかかった

コメント(0) 

【私の】大河ドラマのテーマといえば【これでしよ】 [music]

先日NHKの特集番組で
大河ドラマのオープニング曲を取り上げていた
じっくり聞けたのはほんの数曲で
その選曲に納得いかなかった

最近納得いかないことが多い
美味しい酒が酒屋にはなく
魅力あるタレントはテレビから消え
買いたい商品がお店から無くなった
それらの代わりに、いなくてもいい
いるべきではない存在が
いたるところで大きい顔をしている
まるでわが国の勢いを削ぐかのようだ

では、本来選ばれるべき
大河ドラマのオープニング曲とは
まずはこれ

国盗り物語(1973)

いきなり個人的趣味で申し訳ないが
斬新で雄大、そして美しい
最初に聞いた時の衝撃は忘れない
新しい時代が来たと胸が膨らんだものだ
理屈や数字ではない
聴けば希望と夢を抱くことができる
それこそ、音楽だろう

風林火山(2007)

実はこのドラマを1回も見ていないのだが
このテーマ音楽は一度聴いたら忘れられない
日本人の血を熱く奮い立たせるものがあるのだ
雄大でドラマチックなことこの上ない
大河ドラマ史上最高のテーマ曲である
エンディングがボンバイエなのがご愛嬌だが
イノキ的な要素はむしろテーマに合っている
 
 
   ☆   ☆   ☆
 
 
おまけ
「風林火山」を作曲した千住明では
同じNHKの「日本:映像の20世紀」の音楽もいい
(実は「風林火山」のテーマの中に
「日本:映像の20世紀」のモチーフが一瞬使われている)
サントラを持っているのだが
女の子がテーマ曲をランランランと歌うやつと
エンディング曲が特にすばらしい

日本:映像の20世紀エンディング・テーマ(ピアノ版)






コメント(0) 

rain songs [music]

雨にぬれても


実は「誰かが風の中で」つながりである
この曲をモチーフにしたそうだ
思わず口ずさむメロディや歌唱と同じように
歌詞もたいへんシンプルである
シンプルだがとても深い
よく知っててなじみのある曲のひとつだったのに
その程度の認識だったのに
この歳になって、歌詞がメロディとともに
ずかずかと自分の内側に入ってくる
聴く人の成長?につれて深みを増す
これぞ名曲であるなあと感じ入った次第だ

雨の日と月曜日は

恋人ではなくても
愛するし愛されもする
家族や友人の存在を考えたら
私だってひとりではない
ときには憂鬱になるし
やりきれなくもなるけれど
それが普通だよねぇ人間だもの

雨もたまには、いい
コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。