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キンモクセイのエロス [雑感]

キンモクセイの実物を見てみたい
本物の香りをかいでみたい
ずっとそう思っていたら
なんのことはない
職場の玄関脇に立っていた
咲いたからわかったのである

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本物の香りは
想像していたような
爽やかな柑橘系の香りではなく
カモミールのように
やさしく甘く
とてもやわらかい
そして、ほんの少し
ぬめっとした感じがある
なまめかしい獣の匂いが
かすかにするのだ
まるでディオールの香水のように

異性の匂いだから
男にだけわかるのかもしれない

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ハマってます通信 2014年4月号 [雑感]

【鈴木先生】
昨秋から「リーガル・ハイ」というドラマにハマっている
そのスペシャルのコメンタリーで
監督が「傑作」としみじみ絶賛していたのが
リーハイと同じ古沢良太脚本による
「鈴木先生」という漫画原作のテレビドラマである
TSUZUKI.jpg
テレビ東京系列で放映され、視聴率はかなり悪かったのだが
リーハイ同様に業界関係者や一部マニアの受けがすこぶる良く
昨年1月には映画化までされた
前出のリーハイSPでは、リスペクトのあまり
「鈴本先生」という渾身のオマージュまで登場した
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で、テレビドラマを基本見ない私は、原作はおろか
主演の長谷川博己という俳優さえ知らなかったのだが
レンタルで3巻借りて見て、あまりの面白さに
連ドラのBOXと映画のブルーレイを衝動買いしてしまった

そこで気づいたのは
リーハイで気になっていた画面の暗さが
どうやら「鈴木先生」の影響と思われること
常識を疑い多数意見を是としない
古沢節と言うべき鋭敏で攻撃的で徹底的な反骨精神
教師一人ひとり学生一人ひとりの存在感
ありえないことを現実と思わせる説得力である

でんでんさんや足子先生をはじめとする教師たち
出水や河辺をはじめとする2Aの生徒たちに
馴染まない生活など、もはやあり得ない
「鈴木先生」はリーハイに匹敵する傑作ドラマである

※未見の方は連ドラ→映画の順に観る事をおススメします

オープニングが(音楽も)めっちゃカッコいいです



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本物は語らず:降りろ―! [雑感]

深夜(今朝)
テレビも消し明かりも消し
寝床に横になっていたが眠れない
脳裏になぜかラフマニノフではなく
ショパンのノクターンの旋律が流れ
先程の感激がよみがえるたびに涙が出る
本当に感動するということはこういうことなのだと
改めて思い知らされた
メダルの色や点数は知らないが
本物の感動は
お金をいくら積んでも買えないのだ

王様が裸であることを言えず
守るべきものを守ることもできず
称賛されるべきものと蔑まされるべきものが
すっかり逆転してしまった世の中で
理不尽な扱いを受けている若い世代

その世代の代表ともいえる浅田選手が
自ら集大成と位置づけた大一番のSPで
取り返しのつかないやらかしをしてしまった

    どう明日を乗り切ればいいのか、自分でもわからない

その彼女がである、その翌日のFSにである
世界で彼女にしかできない3回転半を
後のない大舞台で舞い降りて見せたのである

その後は、3回転ジャンプ6種を8つ入れるという
極めて難度の高い構成の演技を
パーフェクトに滑り切った
彼女がずっと目指していたもの
best performanceを
我々の目の前で見事に実現させた
なんという男前であろうか

高度な技術である3回転半は成功率も低く
博打と非難されることもあったが
何度失敗してもあきらめず挑戦し続け
自分らしさを貫き通した
そんな彼女のメンタルが弱いなどと
一体どの口が言うのだろう

彼女は世界屈指のアスリートであり
日本の誇りである

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JapanNews紙一面で見るドラマティックな2日間の対比
程良いさりげなさとヘッドラインのセンスが抜群である

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酒を以て真を養う [雑感]

居酒屋ではない
日本酒を味わうお店である
できればひとり静かに
下戸な私はほぼランチしかいかないけれど
ランチの帝王(和食)のお話である

今年の秋の、ある日の帝王定食
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店内に、こんな額がかけられていた
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酒を以て真を養う

「帰去来の辞」で有名な陶淵明のことを
白居易がうたった五言古詩の一句である
白居易は中国唐の詩人で
代表作である「長恨歌」には
紫式部の「源氏物語」も
影響を受けているそうだ
一方陶淵明は白居易の400年程前のひとで
おそらくどちらも間違いなく酒好きだ

さてこの
酒を以て真を養う
だが、酒で真を養うとはどういうことか
主語は陶淵明だから
この「真」は陶淵明の「真」である
そうなると、ちょっとやねこい
陶淵明は「真」にこだわったらしいから
ネット検索バカ(=私)の浅い調査では
真≒真理ということらしい

宮仕えに耐えきれず隠遁生活したことで
チョー有名な方であるので
本来の自分を曲げるのが
よっぽど嫌だったのではなかろうか
で、辞めたあと里の家に帰り
お酒を飲んで(宮仕えで傷ついた)
本来あるべき本当の自分を養生した
ということではなかろうか

お酒を飲むと本音が出る
普段は押し隠している本来の姿がわかる
お酒を飲むことは、真の姿を大切にすること
なんだと思う

お酒はあまり飲めないけれど
お酒を飲むっていいなあと思う


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永遠の彼女 [雑感]

昨年暮れから今年正月明けにかけて
合計3回彼女に会いに神戸に行った
フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」である
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最初は、ただただ見とれていた
2回目からは、彼女から話しかけてきた

気がふれたわけではない
長い時間見ているうちに
会話をしているような気になったのだ
良い話ではなかった、顔色も悪く思えた
最初に会ったときは輝いて見えたのに

原因は分かっている
フェルメールの絵の元絵となったという説のある
グイド・レーニという人の書いた
「ベアトリーチェ・チェンチの肖像」という絵の存在である
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フェルメールのは実在の人物像ではないといわれている
一方レーニのは実在した人物だ
断頭台の露と消えた、悲劇の少女である
この2枚の絵、私には女性を象徴しているように思える
本来はフェルメールの絵のように
もって生まれた美しさを輝かせて生きるべきだし
それが理想であり希望なのに
現実にはベアトリーチェのように
環境や異性、世間に翻弄され運命を狂わせてしまう
いわばこの二つの絵は、女性の理想と現実なのだ
逆に言えば
もし、この元絵説が当たっているなら
「真珠の耳飾りの少女」でフェルメールは
女性が本来あるべき姿を描きたかったのではないか
この絵の女性のファンが多いとすれば
そのことを本能的に感じているからではないかと
想像するのである

   結局あなた偶像を追い求めてるだけで
   何も進歩していないじゃない

2度目の彼女は、そんな私を突き放したのだ

3度目にあったとき、フェルメールの少女は
希望は希望のままでいいと言った
私は理想だけど、本当にいるかもしれないわよ
だから求め続けてもいいんじゃない?

    大丈夫、きっといる

そう私の背中を押した彼女は再び輝いていた
晴ればれとした心持で最終公開日の神戸を後にした
ポケットにはもう1枚、入場券があったけれど
もう使う必要はない
次に会うときは彼女のホーム
ハーグ(オランダ)のマウリッツハイス美術館と決めたから
 

***【オマケ】JR三宮駅ぶらぶら***
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【金の鈴広場】
20130331kinnosuzu.jpg
狙いすぎなのか、あまり活用されてないようだ

【スイートオーブン】
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窯焼きシューで有名なチェーン店らしいが
行ったときは「焦がしバウム」が一押し商品だった
行列だが味は普通らしい

【マネケン】
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普通なのに行列なのはこちらも同じ
福山駅でも行列だから人気があるのだろう

【トマトクリームうどん】
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2回目で遭遇し、狙い(食べ)に行った3回目では
すでに販売終了だった(激しく食べたかったのに~)


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尾道休日 [雑感]

尾道市立図書館で本を借り
その本を手に村上お好み焼まで歩き
本を読みながら順番待ちをして
尾道焼を食べて帰った
もし私が尾道から遠くにいて
尾道に憧れる人間だったら
どんなにうらやむだろう
私にとっての横浜のように
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なおこの「大空のサムライ」であるが
いや、まだ最初の1/4を読んだ段階なのだが
「永遠のゼロ」を読む前に読むべき本確定である
読み始めてからというもの
ゼロ戦の操縦桿を握っている気がして仕方ないのだ
淡々として装飾のない文章なのに
なんと表現力があり読みやすいことか
まるでNHKの朝ドラのような、読む人への負担のなさは
深刻な時代を最前線で生き抜いた人だからこそだろう

読み終わったらまたあらためて書きます

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博多雑感2013:新春初売り福袋祭 [雑感]

1月2日の福岡・天神は初売りで
街全体が福袋販売合戦のよう
人の波のほとんどは若い女性だった

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天神地下街

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商業ビル内通路の一方通行規制

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博多雑感:GW帰省あれこれ [雑感]

【戸次のごぼまん(^q^)】
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現地(大分市)では
毎月2回第二第四日曜のみにしか買えない
という幻のごぼうまんじゅうである
GW中、福岡岩田屋の九州物産展で並んで購入@131円
20120509gobomanup.jpg
肉まんの具が甘辛のごぼうの煮付けという感じ
甘辛の甘さにごぼうの深みがあって
確かにこれは本当に旨い
また食べたい
>http://bussan-oita.jp/details-383-2048.html
 
【はちべぇトマトのモンブラン(´p・ω・q`)】
20120509tomoamon.jpg
これも物産展で購入
八代産トマトを使った
熊本のパティスリーによるモンブランである
トマト嫌いのあなたのために食べてみた
味自体はやさしすぎてぼやっとして
もっとがんばりましょうな印象だった

【ワイルドだから( ̄ー ̄)】
クリスピー・クリーム・ドーナツの
JR博多シティアミュプラザ店の行列に並んで
オリジナル・グレーズド@160円を1個買ったぜ
20120512origre.jpg
 
と言いたかったのだが
開店当時のあの行列が嘘のように
すいすいと、あっという間に買えた
20120505krispykreme.jpg
しかもわざわざ1個だけ買ったドーナツの
そのタダ券を2枚もくれた
20120509tadaken.jpg
ガッカリだぜぇ

【帰り路 龠 λ......... 】
ローズライナーに乗り継いだ深夜の中筋駅
20120509nakasujist.jpg
乗り込んだのは私1人だけ
乗っていたのも1人だけ
運転手さんも含めての同行3人
いや、もう一人いた

福山までずっと一緒だったスーパームーン
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(山陽道最高地点付近)

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博多雑感2012:さすがのメンチカツbyホテルオークラ@博多どんたく [雑感]

博多どんたくは、いわば市民パレードである
市民パレードであるが、毎年ミッキーが来る
ミッキーが来るので、わが家族も毎年見に行く
今年も例外ではない

われわれ家族の軽自動車が
いつも駐車で利用するところは場所柄
普段めったに見かけないような
こういうクルマと並んで駐車するのだ
おそろしか~
20120504parking.jpg
(左からフェラーリ・フェラーリ・マセラティ…ディーラーか)

どんたくはパレードであるので
手馴れた妹はランドでいつもするように
場所を決めてシートを広げる
シートの上に胡坐をかけば
時間まで手持ち無沙汰だ
そこで飲み食いとなる
どんたくはお祭りでもあるので
沿道にはずらっと出店が並ぶ
出店といえば、前々から狙っていたのだ
ホテルオークラ福岡の出店
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制服のバーテンダーがその場で作るカクテルから
オリジナルスイーツまである中で私が選んだのは

メンチカツ(3個入り) 300円
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肉感半端なく甘さが旨過ぎて思わず笑う
そしてその美味しさにうなってしまった
たかがメンチカツされどメンチカツ
ホテルオークラと書いてあるようなメンチカツである

フライドポテト 250円
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皮付きの本格派はカリカリではなくホクホク
塩も控えめなのが自信の証であるだろう
ビールが旨いに違いない

ビール(すっきりタイプ) 400円
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というわけで、とりあえずビール
こんなクリームのような泡のビールなんて
滅多に飲まないのだ
のど越しが苦くて思わず「あー」と声が出るが
その瞬間の「オトナな自分」に悦に入ってたりもする
のちのすっきりとした酔い覚めに、質の高さを感じた

良い天気の下、シートを敷いて飲み食いする
周りはお祭り気分、どころかお祭りそのもの
見物人数も半端ない
すっかりよい気分でミッキーに手を振るのでありました
20120504micky.jpg

パレードには、この3月にデビューした
福岡オープントップバスも登場
20120504opentopbus.jpg
この夜景コースに是非乗ってみたいのだ
そのとき持込むビールとおつまみは
どこの何にしようかな
今から楽しみである
>http://fukuokaopentopbus.jp/
持ち込みできるか知らないのだけれど

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ハマってます通信 2012年5月号 [雑感]

フレスタの鶏砂肝スパイス炒め 298円
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ホントに、ごくごく
たまぁ~にしか棚に並ばない
並べば即買いである
男ひとりで、フライパンいっちょで
簡単に美味しく出来るのがイイ

カゴメのフルーティトマト 238円→198円
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はちみつレモンをミックスした新味
すっきり甘口でごっつ飲みやすい
毎日ゴクゴク水代わりに飲んでいる
トマト嫌いなあなたも
ぜひお試しあれ

ヤマキ サンラータン風赤辛つけうどんつゆ 198円
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うどんだけでなく湯豆腐にもいい
というか、うどんと木綿豆腐を
ひとつのなべで一度に湯がいて食べる
唇がひりっとするくらい
のどがむせる程かっら~いが
それが旨い

フランセのムース・オ・ショコラ 300円
20120430france.jpg
すぐには分かりにくい奥深い美味しさが
大人ための本物のチョコケーキである
福山の美味しいものレベルは
相当高いのだ
自覚はないけどね(笑)

CoCo壱番屋のサーモンフライカレー 800円
20120210salmoncury.jpg
先月4月いっぱいまでのご当地スペシャルカレー
ご当地といっても
松永やサファにはあったが
アイネスには無かったのが不思議である
(ちなみに滋賀県は鹿肉カレーだった)
クリームソースがピリ辛のカレーに合って旨く
ここ一番のご褒美カレーとして重宝した

寿がきや 名古屋駅でおなじみのきしめん(袋) 198円
20120430kisimen.jpg
20120430kisimenhukuro.jpg
名古屋駅新幹線ホームのきしめんは旨いというが
残念ながら一度も食べたことはない
フレスタ北吉津店で見つけたこの袋うどんも
めったにお目にかかることがない
シンプルだが納得の味に
さすが地元メーカーと唸らせる一品である


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