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広島風関西焼?:満月(南蔵王) [お好み焼]

関西風のお好み焼きが
無性に食べたくなったので
のれんをくぐってみたら
鉄板の向こうにいたのが
女性ばかりだったので驚いた

御主人はママさんであり
若い2人は
まだ仕事を始めたばかりの様で
御主人に細かく指導を受けている
初々しさが新鮮な2人だったが
たぶん今のうちだろう

満月モダン焼 1000円
20110220mangetumodan.jpg
メニューの中で代表的なものを選んだら
そば入りの広島風になってしまった
とはいえ基本関西風なので
カップに入れた一切合財を
鉄板の上に混ぜ混ぜしながら
事実上ぶちまけていくのである
これは関西風の様式美である

コテでこてこて固めながら
焼いた本体のうえに
ゆであがったそばを直接のせる
これが+150円なわけだ

ほぼ焼き上がった本体を
なぜかちょっとわきに置いといて
目玉焼きを半熟に焼く
それを上に乗っけて出来上がり
この目玉焼のっけがこのお店の特徴
何せ「満月」だもの(みつを)

ちゃんと時間を計ってゆがいているそばは
広島風よりも太めで口当たりが柔らかい
さらに本体をカリカリに焼かないので
広島風のように熱々ではない
そして関西風だから引き締まっていて
口元でほろりと崩れることがない
すなわち、女性や子供が食べやすい

しかし今あげたすべてが
マイナス印象にもなり得るのである
ひとことでいえば
お好み焼きをくったどーという満足感に
「熱々さ」は必要なのだ
それに関西風なのに
いまいち紅ショウガ感が薄い
なのでもう一枚注文した

満月焼 850円
20110220mangetukansai.jpg
正真正銘の関西風でどうだ!
と思ったが
やはり紅ショウガ感がやや足らない
それと
生地が青々とし過ぎている
これは新鮮なキャベツを
ふんだんに使っている証拠で
このお店の美味しさであり
このママさんの心意気だと思う

思うのではあるけれども
ざっかけないオヤツ感が足らない
紅ショウガ感とざっかけなさ
この2点をこそ関西風お好み焼きに求めた私は
だから
美味しいけど
私の求める美味しさとはズレていたなあと
ちょっと残念な気持ちなのだ
たぶん広島風な舌を持つ
備後の人々に味をあわせたのではないかと
いう気もする
 
 
大阪鶴橋 お好み焼・鉄板焼 満月
20110220mangetu.jpg
11:30-14:00/17:00-22:00
火・第2月休 Pあり
南蔵王町4-13-16



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